ノラ猫の餌
『なぜ日本人は動物を捨てる?』
新聞(静岡新聞)の見出しに気になる文字を見つけ
欧米(特にイギリス)と日本人との動物や自然に対する意識の違いを興味深く読んだ
イギリスでは責任を持って動物を管理する
対する日本人は自然を敬い、動物を「管理」する事に抵抗を感じるのだと言う
その為犬や猫は大自然の中で生活するのが一番幸せと言う発想があるのかも知れない
斯く言う私も人間が動物を『管理、飼育する』と言う言葉には抵抗がある
人間様が上から見下ろしている感は否めないからだ。
掛川市の浜辺の駐車場に行くと沢山の猫に会える
勿論全て野良猫(捨て猫)
トラックで乗りつけても逃げる気配は無い
それどころか窓を開けると近寄って来る
余程人間に慣れている様だ。
それもその筈駐車場横の茂みには誰が置いたか雨をしのぐ棲家が用意され
皿にはペットフードも盛られている
餌にも不自由無く丸々と太り気ままに生きる彼らにとってここはまさに天国のような場所
記事は最後に『犬や猫は、もはや自然界では生きられない。人間社会で生きるしかないのだ・・・・』と結んでいる
確かに昔のように小動物や虫など野良猫の餌になる物は無いかも知れない
しかしここの丸々としたノラ猫たちを見るにつけ
人間の愚かさや罪の意識を餌に自然の中で逞しく生きて行って欲しいと願わずにはいられない
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