虚ろなホラ爺Ⅱ

土曜日 ぼろ車の快気祝いドライブで 犬山を選んだのは 城下散策が最大の理由。 人通りも疎らだった街が SNSブームの影響もあり 見違えるように復活。 若者文化に触発され 賑わいが戻った街を 自分の足で歩いてみたいと思い 犬山を目指したのでした。 お城からまっすぐ伸びる城下には 多くの食べ物屋さんが並び 着物姿の若者が食べ歩く。 そんな 食べ歩きグルメの街に 『やっぱり年寄りの来るとこじゃなかったなあ』 を感じつつ 背中を丸めたジジババが向かったのは 懐かしい響きの《昭和横丁》 15件ほどのお店が並ぶ狭い通路を進むと 奥にはステージをあしらったフードコート？ 戦後の闇市を彷彿とさせる(笑)怪しい雰囲気に さっきのいじけ心もどこへやら 『どこだか思い出せないけど、こんな場所行った事あるぞ』 と 五平餅やコロッケ等頬張り昭和を満喫。 腹ごしらえを済ませ 犬山祭りの車山が展示されている”どんでん館”や からくり展示館を見学し 次の目的地へ向かう頃には 狭い通りは溢れんばかりの人人人。 ハート形の絵馬や カラフルな団子など インスタ映えする被写体を求め歩く若者と 懐かしい昭和の匂いに誘われ そぞろ歩く熟年。 目的は違えど、それぞれ楽しめる。 犬山城下はそんな街 で・し・た・・

我が家のオンボロ車クン 最近ご機嫌斜めで ブツブツ大きな声で独り言 （あ、下回りから異音って事ネ） 気にしなければ何てこと無い程小さいノイズだけれど ほれ、アタシって結構神経質なタイプじゃん？ （知らんわッ！） 我慢が辛抱堪らんくて強制入院。 その彼が完治して帰って来たので 体調チェックと全快祝いを兼ね 昨日、遠出に連れ出しました。 行先は 高校の時、彼女とドライブで尋ねた思い出の犬山城。 当時の事はすっかり忘れてしまいましたが 2037年、築城500年を迎える静かな佇まいと 眼下を流れる木曽川の穏やかな流れは あの日と変わらない・・ って、忘れたって言ってるジャン(-"-)