お彼岸

 暑さ寒さも彼岸までとかで
朝晩は大分凌ぎやすくなって来ました。

お彼岸と言えば墓参り
私も先日行って来ました
と言っても私の場合は墓参りならぬ『墓掃除』ですけど(笑)
まぁ私の性格を知る人間なら
私が『石』に向かって手を合わせているところなど想像できないはずです。

私が宗教を受け入れられないのもそんなところからです。
その昔、新人君を連れ山歩きに出かけました
頂上にあった石仏(の様な岩)に赤いペンキがかけられているのを見た新人君
『罰当たりですよねぇ、何でこんなことするのかなぁ、○○さんはどう思います』と聞かれたから
俺には単なる石にしか見えないけど
他人が大切にしているものを壊したり汚したりするのは良くないね
と答えた。
件の新人君、もっと深い言葉を期待していたのか『それだけ?』と言う顔をしていたので
石仏が仏様に見える様になったらそれはそれで危険だよな?も付け加えて置いた。
これは単なる石なのかも知れないが、私にとっては大事な心の支え、だから仏さまと同じなんだで止めて置くべきだと思っている。

今回も同じです
石に何かを感じる人の心は大変貴重ですしそんな心を大切にしたいと思います
でも山から切り出された岩石がどこで人々の心に響く尊厳を纏ったのか?

墓石と言う形に変わった時なら 
手を合わせるべき相手は石ではなく石材屋の職人さんでは?

等とへそ曲がりの極みを平気で口にするお迎え間近なボケ老人
なの
で・し・た・・
お前は人間では無い!
と言うご批判は甘んじて受けます
『人間では無い』はアタシにとって最大の誉め言葉なのですから
私も他人様の様に暖かい心を持ち石を見て尊い物と感じる感性が欲しいと思った事も有ります
しかしそれ以上に
人間である前に動物で有りたいと願って生きてきたのです

犬や猫が墓石をみても単なる『石』としか見えないように・・
写真は先日訪ねた『島田市博物館別館』に一人咲いていた彼岸花です

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